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ジミーのスティール

最近だいぶサボり気味です。。。
でも、試合はしっかり観てます!

ブルズは5割目前のところまで勝率を戻して来ていますが、
ここ最近はウィザーズにだけ勝てずに、
なかなか5割に届きません。
今日のレイカーズ戦は5割復帰をかけて3度目の正直と行きたいところですね。

さて、デンさん放出の衝撃から早くも2週間が経とうとしています。
この間の好調なブルズを支え、今後もおそらく主力となってくるであろうジミー・バトラーに注目したいと思います。

ここ最近の彼の活躍は本当に素晴らしいです。
ジミーは持ち前のディフェンス力にさらに磨きがかかったようで、
特にスティールで数字を残す試合が多くなってきました。
ジミーのスティールは本当に凄いです。
なんというか、思いっきりダッシュして飛び込んでスティールするんですが、
危なさが無いんです。
普通、こういうスティールはギャンブルスティールになりがちで、
取れれば良いけど、取れなかった時は逆速攻になったり、
チームディフェンスを崩してしまったりする危険があるものですが、
ジミーはその危険を最小限に抑えた上でスティールを狙っています。
何が違うかと言えば、読みの正確さと判断力、飛び込む勇気、止まれる冷静さ、
そして何より類まれな身体能力でしょう。

ジミーは基本的にオフボールでも常にハンズアップして、
パスコースを制限することを怠りませんが、
それに加えてパスの出所を常に観察しています。
自分のマークマンとボールマンを常に視界にとらえつつ、
両方の動きをしっかりと捉えている印象があります。
そして、ボールマンがパスを出そうとするタイミングを常に伺っていて、
「いける」と判断するやトップスピードで飛び出してボールを奪います。
このあたりは本当に読みが良く、「取れる」「取れない」の判断が正確で、
いけると思ったら躊躇せず飛び込むので、
試合を観ていても急にジミーが飛び出してきた印象になります。

そして、私が最近特に注目しているのが、「取れない時」です。
当然全部のパスをスティールできるわけではなく、
取れない時だってあります。
が、その時のジミーの動きがこれまた凄い。
だいたい、動き出してしまってから「取れない」と思ったとしても、
すぐに止まることなんてできないものです。
でも、ジミーは止まれるんです。
「取れる」と思って動き出しているはずなのに、
途中で「取れない」と判断してからストップして自分のマッチアップマンのマークに戻るまでがとても速いです。
そして、すぐにディフェンスの体勢を取ることが出来ています。
だから、ジミーのスティールはリスクがとても少ないんだと思います。

ただ、こういう激しい動きが、
先のつま先の怪我につながってしまっているかもと思うと、
心配事のひとつでもあるんですが^^;

まだまだドフリーのシュートを外してしまったり、
シュート力に関しては課題が多くある選手ですが、
ディフェンスに関してはもうNBAの中でもトップクラスの選手になりつつあると思います。
ブルズはそもそもオフェンス力に脅威があるチームではないので、
ジミーのようにディフェンスで脅威を与えることが、
結果的に相手のポゼッションを奪い、
ファストブレイクからのイージーバスケットにつなげることが、
オフェンス力不足を補う手段にもなり得ると思います。
来年以降も間違いなく主力となっていく選手なので、
彼のディフェンスに要注意して見ていきたいです。
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5連勝!!

ブルズは一昨日のバックス戦に81-72
昨日のボブキャッツ戦に97-103というスコアで勝利し、
連勝を今季最長タイの5連勝に伸ばしました。
デンさんを失ってからも依然としてブルズの選手たちは戦う姿勢を忘れていません。

この間、好材料だったのは、ダンリービー、オーガスティンが好調を維持してくれていること、
そして、10日間契約をしたカルティエ・マーティンの活躍だったと思います。

ダンリービーはここしばらくシュートタッチが安定していて、
スクリーンを使ったカットプレーからのキャッチ&シュートがとても効果的に決まっています。
これは、ハインリックの時でのオーガスティンの時でも決まっているので、
オフェンスが停滞しそうなところを彼がことごとくつないでくれています。
そして、なにより良い傾向なのは、
今のダンリービーはあらゆるプレーでエナジーに満ち溢れています。
リバウンドもきっちり取りに行くし、
苦手とされていたディフェンスでも、
苦手なりに一生懸命動いて守っている姿がとても印象的です。
実際、相手の速攻をブロックで止めたりというハイライトシーンもありましたね。
ダンリービーは性格がとても良い選手だと思っていたのですが、
内に秘めた闘志も持ち合わせている選手な気がしていきました。
ノアやタージとも息があうと思います。
2年契約の選手で本当に良かった。

そして、オーガスティンのアップテンポなゲームコントロールもとても効果的です。
彼は巧みなドリブルムーブとクイックネスでディフェンスを翻弄するタイプですが、
特に、ノア、タージとの相性が良いように思います。
スクリーンを使ったプレーもそうですが、
ノアがはいポストでボールを持った時にも、
オーガスティンが日間にカットプレーを狙っていくので、
ノアからナイスパスが出ることも多くあります。
そして、ボブキャッツ戦で決めたダンリービーからのタッチダウンパスをそのままアリウープでレイアップにつなげたように、
自ら速攻の先頭を走る走力とフィニッシュ力を持っています。
彼がコート上にいると、自然と速いテンポが生まれます。

さらに、10日間契約で獲得したカルティエ・マーティンの活躍も良かった。
彼は2009年にドラフトされた6年目の選手ですが、
これまでCHA→GSW→WAS→ATLと渡り歩いており、
その間、Dリーグも経験した苦労人です。
200cm、103kgというG/Fの選手としては平均的な体格で、
3pt%が4割そこそこという、いわゆる「そこそこ」の選手です。
しかし、この前のバックス戦ではいきなり26分起用され、
11点を叩き出しました。
試合を観た感想だと、典型的なウィングプレーヤーという感じです。
スクリーンを使いながらマークとのズレを作ってオープンになるのを狙い、
ペリメーター周辺やコーナーからのミドル、またはロングシュートを狙う感じ。
そこまで洗練されてはいませんが、RIPが近いかもしれません。
しかし、一番印象的だったのは、とにかくよく動くことです。
加入間もないチームなので、システムも把握しきっていないであろう中で本当によく動いていました。
さすが苦労人といった感じです。
この日はジミーの欠場もあってトニーに期待がかかったのですが、
1Qの早いタイミングで早々にマーティンにチェンジし、
その後もマーティンの方がプレータイムが長かったくらいです。
早くもティボドーの信頼を得たのではないかと思います。
ウィングはとにかくトニーに成長してもらいたいところもあるのですが、
このところプレーが慎重すぎるというか、
ちょっと自身を無くしているような印象もあったので、
ここらで一度トニーにはベンチで勉強し直してもらうのもいいかもしれません。
バックス戦を観る限りではありますが、
ジミーが復帰してきても、トニーではなくマーティンを使っていくのではないかと思います。
ま、トニーはルーキーなので、
ジミーの1年目と比べてももう相当使ってもらっているので、
あとは落ち着いて成長を続けてもらえればという感じです。

さあ、あとはどこまで連勝を伸ばせるかです。
次はウィザーズ戦です。
勝率は5割以下ですが、東のプレーオフ圏内でブルズのすぐ後ろについています。
決して侮れる相手ではありませんが、
正直、ここからさらに上を狙っていこうというブルズにとっては、
ここで手こずっていては話になりません。
圧勝は望みませんが、
せめて失点を押させてブルズらしい戦い方でしっかり勝利を収めて欲しいです。

ありがとうデンさん

昨日、デンさんのトレードが発表されました。
キャブスのアンドリュー・バイナムと将来のドラフト指名権3つとの交換になります。
正直、これはもうある程度予想ができたことで、
希望はもちろんデンさんの残留だったのですが、
ブルズのサラリーを眺めれば眺めるほどそれは難しいと思っていました。
デンさんが譲歩してくれることも期待してはいましたが、
これだけの活躍をしているにも関わらず大幅なサラリー減ではデンさんも納得できないだろうと、
いつか来るだろうこの時を覚悟していました。
とはいえ、いざ実際に訪れてみるとやはり悲しいです。

私は、デンさんがドラフトされた当初のブルズは実はあまり知りません。
丁度その頃はアイバーソンが好きでしたが、
シクサーズも解体の時期に差し掛かっていて、
全体的にNBA熱が冷めていた頃でした。
その後、ローズのルーキーシーズン、
特にセルティックスと激戦を繰り広げたプレーオフ1stラウンドを見て、
また、ブルズ熱を再燃させました。

そして、シボドー体制になってからのデンさんの活躍は本当に素晴らしかった。
数字に残らない貢献をここまでしてくれる選手はなかなかいないと思います。
オフェンスもディフェンスもリバウンドも、
常にチームのために全力を尽くすプレーヤーでした。
シボドーからも絶大の信頼を得ていましたね。
デンさんが欠場した負け試合のインタビューで、
「勝つためにはチームに何が足りなかったのか?」と問われたシボドーが、
「Lu(デンさんの愛称)」と即答していたのがとても印象的でした。

去年のプレーオフ2ndラウンド。
ヒートと対戦したブルズは、デンさんを怪我と体調不良で欠いていました。
この時、レブロンとマッチアップすることになったジミーに対して、
デンさんが対レブロンのためのディフェンスをジミーにレクチャーしていたという話もありました。
チームメイトのためにできることを精一杯やってくれるプレーヤーでした。

デンさんはブルズを去ることになりますが、
プレーヤーとしてはまだまだデンさんもこれからです。
キャブスに移籍したと言っても、
キャブスが契約延長をしなければ、今オフにFAになることに変わりはありません。
そうなれば、多くのチームが彼の獲得に乗り出すはずで。
それこそ、来年、再来年に優勝を狙えるチームから声がかかるかもしれません。
どこのチームに行ってもきっと貢献できる選手だと思うので、
どのユニフォームを着ていたとしても、
変わらず応援していきたいと思います。

そして、私はこっそり妄想しています。
デンさんが将来ブルズに戻ってくることを。
今28歳のデンさんは、仮に3年契約をあと2回得たとして、
6年後には34歳。
ナジーが今36歳なので、それより若いです。
バックアップとしてならまだやれる年齢のはずです。
その頃、ローズは31歳。
ジョーダンが黄金期の真っただ中だった頃の年齢です。
ブルズが黄金期を築けているかはわかりませんが、
大ベテランとなったデンさんがリングのためにシカゴに帰還するというのは、
決して無理なストーリーではないのではないかと思っています。
そう、ジェイソン・キッドがマブスでリングを手に入れたみたいに。
その時まで、是非とも背番号9は空けておいてもらいたい。
いつか、またデンさんがブルズのユニフォームに袖を通すその日まで。

デンさん、本当にありがとう。

オーガスティンは救世主になり得るか

2013/12/22 Cavaliers vs Bulls Game Highlight


しばらく記事の更新が止まってしまいました。
書く時間が取れていなく、試合も観たり見なかったりでしたが、
情報は常に追っていました。
毎試合感想を書くつもりでしたが、
一旦休憩して、ちょっとコラム的に思ったことを書き連ねていこうかと思います。

今日のキャブス戦、久々の勝利でしたね。
原動力となったのは移籍して来たばかりのDJ・オーガスティン。
ローズ、カークの両司令塔を怪我で失い、
2年目で伸び悩んでいるマーキス・ティーグのみという状況で、
ラプターズをウェイブされたオーガスティンを獲得できたのはとても幸運でした。
そして、負けはしていましたが、彼が加入して以来のブルズは明らかにプレーが変わっていました。
その兆しが見えかけていたところ、
今日のキャブス戦でいっきに芽が出た感じです。

ここで、オーガスティンという選手がどういう選手だったのか、
ちょっと振り返ってみました。
彼がNBAにドラフトされたのは2008年。
そう、デリック・ローズと同じ年です。
1巡目全体9位でシャーロット・ボブキャッツにドラフトされています。
この時期のボブキャッツでは、司令塔にはレイモンド・フェルトンがおり、
彼のバックアップガードという位置づけで、
ルーキーシーズンには72試合に、うちスタメンでは12試合に出場しています。
しかし、平均出場時間は26.5分と、この頃からプレータイムを確保できていたことがわかります。
1試合平均11.8点、3.4アシストというのが彼のルーキーシーズンの成績です。
そして、キャリアもっとも数字を残したのが3年目。
この年、フェルトンがニックスに移籍となり、彼はスタメンとして82試合全試合に出場。
平均33.6分の出場で14.3点、6アシスト、そして1.8ターンオーバーという成績を残しています。
3pt%は33.3%と及第点レベルですが、FT%がなんと90.6%という好成績。
その後、シャーロットはケンバ・ウォーカーをドラフトで獲得し、
ポジションの被るオーガスティンはチームを追われ、ペイサーズへと移籍。
ジョージ・ヒルのバックアップとしての役割でしたがいまいちパッとせず、
今年はラプターズに所属していましたが、
26試合で出場は10試合、平均8分程度の出場と完全にベンチウォーマーへと落ちぶれてしまい、
さらにはチームの再構築を狙ったラプターズからもウェイブされてしまいました。

そしてブルズにやってきたわけですが、
彼の実力は本物だと思っています。
ボブキャッツがケンバを獲得していなければ、
間違いなく彼でチームを作る構想があったはずです。
実際に今日のゲームを観てもわかるとおり、
ボブキャッツでの3年目はスタメンとして全試合に出場しており、
しかも当時のボブキャッツのロスターの中では完全に彼が大黒柱でした。
それを経験しているからこそだと思いますが、
ゲームメイクが非常に落ち着いていて、
相手のダブルチームにも冷静に対処でき、
フリーの選手を見つける能力に長けています。
さらに、移籍先のチームでなかなか出場時間を得られなかったところ、
シカゴというビッグマーケットのチームから声がかかり、
即主戦力としてコートにたてるわけですから、
彼のモチベーションはキャリアでも最高と言えるかもしれません。
今日も46分フルスロットルで頑張っていました。

前フリが長くなりましたが、
本題は彼がブルズの救世主となり得るか?です。
去年を知っている方だと、どうしてもネイト・ロビンソンの存在をフラッシュバックしてしまうと思います。
ローズを失ったブルズの躍進の原動力となってくれたロビンソンでしたが、
私はオーガスティンに彼と同じ役割を期待するのは間違いだと思います。
それは、彼のスタッツが物語っています。
今日の18点というのは、最高のシーズンを送った3年目の平均14.3点を上回る数字です。
つまり、その程度だということです。
ネイトはとんでもない爆発力で30点~40点ちかく取る能力がありましたが、
オーガスティンはそういったスコアリングガードではありません。
一人でブルズの得点力不足を補えるような選手ではないわけです。
ただし、それは彼一人の得点という意味でです。
彼はネイトよりも正統派のポイントガードです。
チームのオフェンスを動かし、チームメイトにスペースとパスを供給することができます。
これは、昨年であればカークが担っていた役割です。
しかし、オーガスティンにはカークにはないスピードとクイックネスがあります。
司令塔としてゲームメイクをしつつ、
隙あればそのスピードでディフェンスを切り裂く能力があります。
そう、彼はどちらかというとデリック・ローズタイプなんです。

私は、オーガスティンが仮想デリック・ローズとして機能する可能性があると思っています。
これは、ゲームコントロールができなかったネイトでも、
スピードと突破力のないカーク、そもそも論外のティーグのいずれでもできなかったことです。
オーガスティンを仮想ローズとすることが、
今年だけでなく、来年以降のブルズにとっても良い効果が期待できます。
今年、ブルズはずっと去年の全員バスケに、ローズの強烈な個の能力をどうやって融合するかを模索していたはずです。
そうやって準備してきたものが、ローズの怪我による離脱、
さらにはカークの離脱によって、ガタガタと音を立てて崩れていきました。
しかし、仮想ローズとしてオーガスティンを機能させることで、
ブルズは再度シーズン前から用意していたプランを立て直すことができるかもしれません。
それは、オーガスティンによるアップテンポなダイナミックなバスケットと、
カークによるスローテンポなハーフコートバスケットの併用です。
開幕後、ローズ&カークによるゲームメイクは本当にワクワクして、
とても大きな可能性を見ることができていました。
今年の残りのシーズン、オーガスティンを仮想ローズとすることで、
チームがこのブルズの理想系とも言えるバスケットを組み上げる時間を取ることができます。
それはすなわち、ローズ復帰への準備をこのタイミングから始めることができることでもあります。

もちろん、ローズはオーガスティンではありません。
オーガスティンで組み上げたシステムが、そのままローズに適用できるとは限りません。
それでも、全く違うバスケットを残りのシーズン模索し、また来年模索するよりは、
ずっとチームとしては楽なはずです。
ローズも自分に置き換えた時のイメージがつくはずです。

「オーガスティンは救世主になり得るか?」
私の答えはYESです。
ブルズはまた本来の強さを取り戻すと思います。
これにカークとジミーとデンが戻ってくれば、
去年のプレーオフを再現することも出来ると思っています。
「また誰かがケガをしたら同じだ。」
それもありえると思います。
ただし、オーガスティンの加入は明らかにローズ離脱後最も希望に満ちた材料です。
チーム全体がまた一つの方向を向くことができます。
デンも一人で頑張らなくても良くなるはずです。
カークのプレイタイムだって、ローズを想定していた時と同程度に抑えられるはずです。
状況は明らかに好転しつつあります。
ここで前向きにならないでいつなるんですか。
次はクリスマスゲーム。
どんな醜態をさらすことになるのかと不安しかありませんでしたが、
今では希望しかありません。
カークもジミーもデンもいずれ戻ってきます。
ブルズはまだ戦えます。
シーズンを終わる頃には、ペイサーズ、ヒートに次ぐ3番手にいることを願っています。
いえ、あえて断言します。
ブルズは今シーズン、東の3位でプレーオフに出場します!
(あ~あ、し~らないっとw)

悪夢のようだった1年半前を振り返る

ユナイテッド・センターでのホーム開幕戦を迎える今日だからこそ、
この辛く長かった1年半を振り返っておきます。

オフシーズンの間、
あのフィラデルフィア戦で左ひざを引きずりながら倒れ込むローズの姿を何度も見直しました。
その度に目頭が熱くなるのを感じていました。
ブルズファンの、ローズファンの皆さんはきっとそうだったと思います。

2011年のプレーオフカンファレンスファイナルの対ヒートとのシリーズ。
ブルズはまだ王者になる前のヒート相手に敗れました。
この敗戦の後、ローズは「負けたのは俺の責任だ。」と言いました。
確かに、あのシリーズ、ブルズのオフェンスはローズ一辺倒となり、
ローズを抑え込んだヒートの前になす術が無かったと言わざるを得ませんでした。
でも、あの時のブルズはそうするしかなかったんです。
あの時のブルズには、ヒートのディフェンスに対抗しうる武器は、
ローズしかなかったんです。
それなのに、彼は「チームメイトが精いっぱいバックアップしてくれたのに、期待に応えることが出来なかった。」と言ったんです。
なんて責任感の強い男かと思いました。
今でもはっきり覚えています。
思い通りにプレーできない事じゃなく、チームの力になれない事に苛立ち表情を曇らせるローズの姿。
悔しかったろうと思いました。

それだから、あのフィラデルフィア戦での出来事は私にとってもショックでした。
このシーズン、ローズは怪我がちで休む試合も多くありました。
それでもリーグ1位の成績をマークできたことで、
「もうローズ頼みとは言わせない。」「去年の借りを返してやる。」とブルズファンの方々も息巻いていたと思います。
私もその一人です。
それが一気に失意に変わったと同時に、「左ひざ前十字靭帯断裂」と聞いた時、
背筋の凍る思いをしました。
「ローズはもうダメかもしれない。」
そんな風にすら思いました。

NBA選手に怪我は付きものです。
しかし、その怪我が原因で数々の才能が埋もれていってしまったのも事実です。
ペニー・ハーダウェイ、グラント・ヒル、トレーシー・マグレディ、ブランドン・ロイ。
何人もの選手が、怪我のせいで大きく選手生命が変わってしまいました。
ローズもその中の一人になってしまわないかと、
当時は本当に不安でした。

それでも、松葉づえをつきながらもユナイテッド・センターで歓声に応えるローズや、
リハビリ中のローズの姿を見ているうちに、徐々に希望に変わっていきました。
「ローズは帰ってくる。」そう信じるようになりました。
その間、ローズ抜きの苦しい状況でも必死で戦うブルズの選手たちを応援しているうち、
「来年はローズとチャンピオンに。」という気持ちがますます強くなっていきました。
ローズが試合に出ない事への批判も出ていましたが、
自分はナンセンスだと思います。
だって、ブルズが目指すべきはチャンピオンであって、
ヒートに勝つことじゃないんですから。
例え試合に出れたとしても、ブランクのあるローズが満足にプレーできないことははっきりしていました。
勝負すべきは昨年じゃなかったんです。

そして、六本木でのイベント。
待ちに待ったプレシーズン。
ローズは見事に帰ってきましたね。
それまでと何も変わらない抜群のスピードとボディコントロール。
そして磨きのかかったアウトサイド。
ブルズはエースでありラストピースでもあるローズを取り戻しました。

今日、ついにホーム、ユナイテッド・センターでの開幕です。
あの悪夢のようだったシクサーズ戦から、時計はまだ止まったままだと思います。
このユナイテッド・センターでのホーム開幕戦こそがスタートです。
プロフィール

Rock

Author:Rock
NBAのシカゴ・ブルズとデリックローズを応援しています。
Bリーグではアルバルク東京です。
バスケの話をつらつらと綴ります。

アニメパートもあります。
水瀬いのりちゃんファンです。

Twitter:@rocksugar2301

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